東京都内ではほとんどのお部屋が2年ごとに契約の更新となります。そのたびに更新料がかかります。そのため、更新時期に更新せず別の部屋に引っ越すという選択をする人も多いのです。
今回は更新のたびに引っ越しているという経験豊富な読者から、賃貸選びのアドバイスを頂きましたので参考にしてください。
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住みたい部屋の近隣環境をくまなくチェック
一人暮らしをして住んだお部屋の数は4件。だいたいが更新のたびに引っ越しています。自分の部屋が家具などを集めて落ち着くと引っ越しをしたくなってしまいます。
子供のときから引っ越しが多く、持ち家になるまでは近場でも引っ越しの連続だったので、引っ越しをするのが当たり前になっている部分もあると思いますが、そのおかげで人よりは引っ越しや物件選びには自信があります。
まずは引っ越ししたい街を散歩することです。自分が住む街に何を求めているのかにもよりますが、飲食店や雑貨屋さんなど娯楽施設が近場にある街がいいのか、都心に電車で行きやすい駅に住むのか、車で都心に行きやすい街がいいのか、交通手段1つでも変わってきます。
娯楽施設が近場にある街に住む場合は特に駅周辺でも何口の近場に住むのかで住み易さが変わってきます。駅が近くて娯楽施設があって、飲食店もある…というととても良く感じますが、夜中にうるさかったり、お昼も呼び込みの声でうるさかったり、1本道が違えば静かなのに…と私も1度失敗したことがあります。
時間帯は午後3時ごろから午後7時くらいがいいと思います。そうすると近所の方がスーパーなどに買い物に出たり、小学生の帰宅時間、仕事帰りの方がどこに向かうのかが分かります。その時間帯に騒がしい通りは避けて、何口に住むのがいいのか、近場にどこにスーパーなどの生活用品が揃うのか、飲食店はどのようなものが多いのか、病院はどこにあって何科があるのかが分かります。
コンビニが何件かある場所も注意です。コンビニは近場にあった方がいいのですが、コンビニがどういう形で近場あるのかが要注意です。飲食店からコンビニに、コンビニから駅へと人が流れていくからです。
コンビニがあるということは人通りが多いということなので、コンビニがある同じ通りにするのではなく一本ちがう道の物件にしてコンビニまでの徒歩分数を同じにするなどが重要です。駅よりも飲食店からコンビニの方が遠ければいいのではとも思いますが、大通りに面していれば、車の出入りが激しくなるのでそのコンビニに駐車場があったりしても注意が必要です。
今はだいぶ減りましたが、駐車場にたまっている人がいることもあります。そのようなことも含めて、1日だけではなくできれば平日と土日とゆっくり観光する気持ちで街自体を知っておく方が良いと思います。
(30代男性)
やはり近隣環境は重要視すべき
何度引越しを経験しても、新しく住む場所の近隣環境のチェックは怠らないようにするべきです。引越しを数回経験して慣れてくると「パッと見ただけで、なんとなくわかるから大丈夫」という人もいるのですが、新しい場所に引っ越すのであれば必ずその度に近隣環境を下調べして確認しておくことをオススメします。
引越しに慣れてきたのであれば、「パッと見ただけでわかる」ことより「こういう街なら、何時に見ればわかりやすい」ことを理解出来ていると思います。必ずしも時間をかけて下調べしたほうがいいというわけではなく、時間をかけるところを知っておくことでお部屋探しの失敗が少なくなります。
1か月間などの短期滞在でなければ、周りの環境というのは毎日の生活に影響してくることですので、きちんと把握するようにしておきましょう。
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