賃貸|お部屋探しの準備

お部屋探しの時期において「夏」はどうなのか?

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お部屋探しをする時期というのは、一般的に3月が一番多いです。これは入学卒業のシーズンとともに、新社会人として働き始める人や転勤が多くなる時期だからです。

そんな中、夏の時期にお引越しが良いのではないか?というご意見を頂きました。時期をずらして引越しが可能な人は、一つの選択肢として考えてみても良いかもしれません。

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夏くらいから始めるお部屋探し

様々な理由により、冬から春にかけてお部屋探しをする人が多いですが、その時期は数多くの人が探すわけですから実は避けたほうがいいです。多くの人が探すということは、いい賃貸物件があれば見る前に契約が成立している可能性が高いです。

可能であれば、夏くらいから探し始めるとよいです。その季節は暑いということもあり、不動産業者に来る人は少ないものです。

この時期に前もって、いろいろと情報を集めておくのも有効な方法です。時間があれば、お部屋を見せてもらうことを頼むこともできます。この時に、壁や床に傷などがないかの確認、引越し荷物などをどこに置いておくのかを考えておくべきです。

実際の物件を自分の目で確認することも、お部屋探しにおいては重要と言えます。冬から春にかけてだと、業者も忙しくなかなか確認しづらい状況になります。

また、住みたいと考えている賃貸物件の周辺を自分で確認することも忘れてはいけません。お部屋探しですが、生活しにくい場所だと何かと不便であることは間違いありません。駅からどの程度歩くのか、またスーパーやコンビニはどこにあるのか、場合によっては病院なども調べておくべきです。お部屋ばかりに目が行きがちですが、住むということは生活をするわけです。

長い間住める場所であれば、引っ越そうとは考えませんし、何度もお部屋探しをする必要性がなくなります。ゆっくりと時間をかけて、比較検討すれば理想的なお部屋を見つけることも可能ですよ。

(40代 男性)

 

夏の引越しは、、結論どうなのか?

寄せられた上記のご意見では、暇な時期ということで「夏」という選択肢でした。
果たして、「夏」のお部屋探しはどうなのでしょう・・?

不動産屋目線でお話しすると、いい賃貸物件を探したいのであれば答えは「No」です。

ゆっくり探したい、時間をかけていろいろな部屋をじっくり見たいという場合なら、比較的忙しくない時期に不動産屋さんに出向くのも一つの方法です。しかし、いい賃貸物件を探したいという目的なら春(2~4月)のお部屋探しがベストです。

多くの人が3月の春の時期に引越しをします。つまり、いい賃貸物件が空くのも春のほうが多いということです。繁忙期というのは、いい賃貸物件が長い間空室になっていることはありません。

退去が決まって賃貸募集に出たら、すぐに内覧の問合せが入り、すぐに決まってしまうことがほとんどです。入れ替わりが激しいということですね。募集に出たけど一瞬で埋まる・・なんてのもよくあります。

暇な時期というのは、お部屋の入れ替わりもあまりない時期です。即決をしなくても猶予が長くなりますが、その分、空室になって募集に出てくるお部屋も少ないです。

結論、、のんびりと探したいなら夏のような暇な時期でもいいですが、いい部屋を多くの選択肢から選びたいというのであれば、春の引っ越しシーズンに探すことをオススメします。

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