引越しで条件の合う部屋を見つけるためには、いくつか条件を絞る必要が出てきます。当初考えていた条件がすべて当てはまるような部屋が存在すればよいのですが、金額等の兼ね合いを考えると現実はそう甘くないことに気づきます。
条件を絞るとき、どこまで絞ればよいのか、どの条件を優先させたらよいのか、と悩むことがあります。人の好みによるので絶対条件というものは無いに等しいのですが、他の人の経験や意見が参考になる場合があります。
今回、お部屋探しで常に心掛けているという重要な3項目を教えていただきましたので、自分のお部屋探しの優先項目と照らし合わせてみてください。
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私が心がける、部屋探しに重要な3項目
一人暮らしで新生活を始めたり、転勤などで一番苦労するのがお部屋探しではないでしょうか。
部屋を探す際に重要な3項目は、家賃、部屋の広さ、交通の利便性ではないかと思います。
部屋の広さや交通の利便性で家賃は大きく変わってきますから、賃貸で借りる部屋に何人住むのか、その部屋からどのくらいの範囲で移動や生活をするのかを良く考えないと、無駄に高い家賃の部屋に住むことにもなりかねません。
もちろん家賃を重視しても良いのですが、家賃は激安でも通う会社や学校まで片道1時間以上もかかるようでは意味がありませんし、その場合、結局交通費のほうが高くついたなんて話もよく耳にします。
ひと月に交通費が15,000円かかるとするのであれば、その金額を家賃に当てることを考えて部屋を探せば、会社や学校に近い交通の利便性が良い部屋が見つかる可能性が高くなるでしょう。
もし一人暮らしであれば、家電などが全て据え付けてある賃貸を探したほうが良いと思います。最近では家電やインターネット回線も全てついた賃貸が増えています。こういった賃貸を探して契約すれば、引っ越しの際の手間も省けますし、急いで入居してもほとんどの物が揃っていますから、すぐに生活が始められるメリットもあります。
それと、部屋の裏がお墓だったり日当たりがあまりよくなかったりする部屋は家賃が安い場合が多いので、そういったことを気にしないのであれば非常にお得に部屋を借りることが出来るでしょう。自分のライフスタイルに合った部屋を探すことで、生活へのメリットも向上しますから探す際にはしっかりと吟味して部屋を決めましょう。
(20代 男性)
優先項目、重要項目は大枠で考えることがポイント
この方は「賃料・部屋の広さ・利便性」に着目してお部屋探しをされているということですが、この探し方は条件を考えていくときに非常に有効です。
条件は大枠で考えた方が、結果的に満足できるお部屋が見つかる可能性が高くなります。
人間誰しも、欲を言い出したらキリがないものです。
「キッチンの右側に冷蔵庫を置きたい」
「収納には服をかける棒が付いてないと嫌」
「南から風が入って東に抜ける窓がいい」
「シャワーの水圧が気になる」
などなど、たくさんあります。
シャワーの水圧は気にされる人も多いですし、弱い水圧のシャワーを好きな人はいません。しかしながら、この部分にこだわりすぎてお部屋探しをするとキリがありません。
入居後に対応できるものに関してはこだわらない方が良いです。シャワーノズルを数千円出して買ってくることもできますし、収納に突っ張り棒を設置すれば服がかけれるようになります。
賃料、立地(利便性)、お部屋の広さに関しては、入居後に変えることができないものです。優先項目や重要項目としては大きな枠で考えて、そのあとに細かい気になる条件を付け加えて考えた方がスムーズです。
前出のように、入居後にホームセンターで購入すれば対応できるようなものは、お部屋探しの条件に含まない方が良いでしょう。細かい条件に縛られすぎるあまり、良いお部屋を見逃すともったいないです。
ご参考までに。
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