最近ではインターネットでお部屋探しをする人がほとんどです。実際に不動産屋さんに出向かなくても、ある程度の情報が自宅にいながら調べることができるようになったのは本当に便利です。そんな中、多くの情報から理想のお部屋を見つけるために気を付けてほしいことがあります。
今回は、これから賃貸のお部屋探しをしようとしている人へのアドバイスをいただきました。参考にしてみてください。
※ご意見やご感想、お部屋選びのアドバイス等ありましたらコチラから
お部屋探しをしようとしている方にぜひ意識して欲しいこと
- 「大学に進学して一人暮らしを始める」
- 「就職を機に会社の近くに引っ越そうと思う」
- 「結婚するのでもう少し広い部屋にしたい」
これから賃貸でお部屋探しをしようとしている方に、ぜひ意識して欲しいことが一つあります。
『インターネットで調べるのは程々に』
賃貸物件を探せるサイトは多くあります。
エリアごとに絞れたり、こだわり条件で検索できたりと、便利な機能もたくさんあるのですが、実は気をつけるべきポイントがいくつかあるのです。
情報が最新の状態とは限らない
各物件の情報は、不動産会社がデータを登録し、掲載しています。
入居者が決まった場合は、削除を行っていますが、必ずしもすぐに反映を行うわけではないので、「ネット上には出ているけれど、すでに埋まってしまっている」なんてことも少なくありません。
人気の物件だとすぐに決まってしまうこともあるため、気になる物件があったらまずは問い合わせてみることが重要です。
周辺の情報が分からない
日当たりや間取り、設備など、物件自体の条件を色々調べるのはもちろん大事ですが、その物件の周りの情報を仕入れることも重要です。
- そのエリアの治安はどうなのか
- どういう人(年齢層や職業など)が多いエリアか
- 夜道は暗いか、安全に歩けるか(昼と夜で雰囲気がガラリと変わる場所もあります)
など、サイト上だけでは分からない、けれど、住む上で考慮しておきたい、という情報も、実は多いのです。
たとえば、繁華街周辺の物件の場合だと、マンションの1階がパブや飲食店になっていたり、近くに暴力団関係の施設があったり、住宅街であっても、少し離れたところに基地があって、航空機が通る度に大きな音がする、なんてことも。
そうした「物件周りの情報」を集めるには、実際に自分の目で確かめに行くことも大事ですが、そのエリアに詳しい専門家(不動産屋さん)に聞いてみるのが、一番、てっとり早い方法でしょう。
自分ではネット上でいいと思った物件が、実は不動産屋さんからするとそうでもない、つまり、必ずしもオススメできない理由があるということもありますので、インターネット上では目星をつける程度にとどめ、早い段階で、不動産屋さんに行って話を聞いてみることが重要です。
ここまで色々と書いていきましたが、決してインターネットでのお部屋探しが悪いということではありません。
大事なのは、広い視野を持って情報を収集すること。
あなたも、インターネットと不動産屋さんをうまく活用しながら、理想のお部屋探しを実現していただければと思います。
(40代男性)
まとめ:編集後記
貴重なご意見・体験談ありがとうございました。
今回の体験談は非常に詳しい人からの情報のようです。賃貸物件をネットで探す時の注意点がしっかりと整理されて投稿されました。
実際にインターネットで賃貸物件を探す時にはそこに掲載されている情報を100%あてにするよりも、イメージ作りだけのために賃貸検索サイトを利用する程度にとどめて、実際は現地に出向いて判断したり、不動産屋に行って話を聞くのが一番です。
対面だとどうしても話しづらい場合や言いたいことを伝えるのが苦手な場合は、あらかじめ自分の気になる点(譲れない点など)をピックアップして、この点だけは必ず聞いてみようということを予め用意しておくとスムーズです。
良い部屋を探すためには、条件があなた自身の頭の中で整理していないとそれを伝えることは難しいですし、伝えることができなければ不動産の仲介会社も良いお部屋を出すことができません。
まずは、あなたの求めていることを明確にして、それをお部屋探しの担当者に伝えていくこと。そうすれば理想に近いお部屋探しをすることができるようになります。是非試してみてください。
※ご意見やご感想、お部屋選びのアドバイス等ありましたらコチラへお寄せください。