賃貸で気に入ったお部屋が見つかったら、申込みと契約という手順が待っています。
そこで賃貸入居の保証人となってくれる人を探す必要があります。賃貸保証人に関しては、様々な噂や情報もあるようですが、間違った情報を鵜呑みにしないようにしましょう。
今回は、賃貸保証人についてのご意見を頂戴しましたのでご紹介します。
(一部の内容で間違っている部分があります)
※ご意見やご感想、お部屋選びのアドバイス等ありましたらコチラから
賃貸探しと賃貸保証人
賃貸はインターネットで探せばとても楽ですが、ネットに載せられていない目ぼしい物件も沢山あります。部屋を探している地域に知人が住んでいるならまずはその人に尋ねてみましょう。その地域の事情に詳しいので空き部屋を見かけているかも知れません。
また周辺にどんな店や施設があってどれほど便利なのかといった情報を聞き出すことができます。もしそのような知人がいない所を探しているのならいくつかの不動産屋に相談できます。
不動産の人は頭に地図があるのかと思うくらいどこにどんな空き部屋があるのかよく把握しています。こちらの希望条件を述べればいくつかの候補を紹介してくれます。
それらの部屋のメリットやデメリットも教えてくれますし、実際に部屋を見に行かせてくれます。もしそんな時間がどうしてもない、とか条件に合う部屋が見つからなかった場合はインターネットで検索になるでしょう。
注意すべきことは保証人に関することです。
ほとんどの場合賃貸契約の時に保証人の印鑑証明が必要となります。原則としてその賃貸と同じ県内に住む持ち家のある人に限られます。
例外は主に大学生が入居しているアパートの場合、他県に住む親に保証人になってもらうことができます。それ以外の賃貸でも大家さんや不動産屋との交渉次第で他県在住の親族や知人に保証人になってもらうことが可能です。
だれかに保証人を頼むということはその人に役所まで行って印鑑証明を入手してきてもらわなければならないので、面倒で厄介になるかも知れません。
空き部屋はいくらでもあるものの契約はそう簡単ではないようです。
間違った知識を鵜呑みにしないことが大事
上記のご意見に対してピンときた人もいるかもしれません。非常に違和感があるのが「原則としてその賃貸と同じ県内に住む持ち家のある人に限られます」という部分です。
これは間違った知識というか、非常にレアなケースです。今までこのケースに出会ったことはありません。全国共通どこでもこんなルールがあるわけではないです。上記の方がどの地域にお住まいの方なのかわかりませんが、賃貸保証人はその賃貸と同じ都道府県内に住む持家のある人に限られていません。
もし、同じ都道府県内に住んでいないといけないとすれば、東京で暮らす一人暮らしの人はほぼ全滅です。地方から東京の大学に進学した人もほぼ借りれないということになります。
そんなことがあると思いますか?
また、賃貸保証人になってくれる人は持ち家がなくてもOKです。
今日ここで間違ったことを覚えて帰らないでくださいね。
そもそも、なぜ賃貸保証人を付けるのか?
賃貸保証人を付ける理由は明確です。
「入居者が賃料払えない場合に、代わりに請求する人を抑えておく」
ということだけです。
賃貸保証人の目的は、それ以上でもそれ以下でもありません。
上記の方の例でいうと、
- 物件と同じ都道府県内に住んでいる保証人
- 持ち家を持っている保証人
ということですので、よっぽど信用されていないことがわかります。その入居希望の方が、賃料を払えない可能性が大きいと思っているということです。なにも収入が少ないというわけじゃなく、収入に対して賃料が異様に高いお部屋を希望している可能性もあります。
まず、東京都内のお部屋ではないことは確かです。
持ち家のある保証人さんを付けてほしいということは、賃料が払えない最悪の場合は、その持ち家を売却してもらいますよという意味だと思います。しかも目の届く同じ都道府県内で・・・。
この条件だけで、よっぽど信用されていないと言っている意味が分かると思います。
賃貸保証人さんの条件としては、
- 収入があること
- 基本は親御さん、もしくは兄弟
- 電話確認ができること
基本的に必要となる提出書類は、
- 印鑑証明書
- 収入証明(源泉徴収票や給与明細 ※不要な場合もある)
- 住民票(※不要な場合もある)
となります。
もし、賃貸保証人には持ち家がある人限定だとか同じ都道府県在住が条件と言われた場合、不動産会社を変えるか住む部屋を変えることを強くオススメします。もしくは、当サイトへご相談ください。
それほどよっぽど稀なケースだということです。
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