お部屋探しをし始めるとキリがないと嘆く人もいます。賃料が高ければ高いほど選べる部屋が増えるため、上を見上げるとキリがないものです。限られた予算の中からできるだけ理想の条件に近づけていくことが大切ですので、賃料で無理をしすぎても入居後に生活が苦しくなるだけです。
本題として、賃料の考え方について少しお話しします。
まずは今回寄せられたご意見として「ここだけはチェックすべき」というお部屋探しのポイントを教えていただきましたので合わせてご覧ください。
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お部屋選びではこのポイントを見てほしい
私が今まで実際にいろんな所に住んで学んだ、お部屋探しで大切だなと思う事です。
1、静かな部屋に住みたい人は、なるべく子供が少ないところを選んで下さい。
子供が多いところは子供が走り回ったり、車を傷つけられたり、ママさん達の井戸端会議が長時間で困ったりと何かしらのトラブルがとても多くあります。もちろん常識的な人達ばかりなら良いのですが、そうでもないのが現状です。
2、できるだけゴミ出しが24時間いつでも可なところを選ぶ事です。
ゴミ出しがいつでも出せるところは本当に便利で、部屋をいつでもスッキリさせることができます。ゴミが部屋にない分、とても気持ちよく過ごす事ができます。
3、鉄筋コンクリート造など、防音性に優れたところを選ぶ事です。
鉄筋コンクリート造は騒音もマシになるので、お勧めです。
4、1階は避けるべし。
1階は地震が起きた時に逃げやすいですが、泥棒にも入られやすいし中が丸見え、人の視線を感じますので避けましょう。
5、賃貸が身分相応であることです。
質の良い空間に住みたいのはもちろんですが、高額すぎると貯金ができずストレスになりがちです。自分のお財布としっかり相談して決めましょう。
6、駅に近すぎないこと。
駅に近いと便利ではありますが電車の音もうるさいですし、何より高いです。
7、日当たりが良いことです。
日当たりはとても大切です。毎日気持ちよく洗濯物を干す為にも、日当たり良好、南向きを選びましょう。
(40代 女性)
最終的に決める時は賃料でバランスをとる
東京都内の人気エリアで駅から3分以内、一人暮らしで1LDK、浄水器付きのカウンターキッチン、トイレとバスは別で大型浴槽に独立洗面台付き・・・など。お部屋探しの条件というのは出せばキリがありません。これで賃料が70万円でOKというのであれば選べるお部屋はいくつもあります。しかし、これらをすべて満たす条件のお部屋を6万円で探すというのは現実的ではありません。これは誰が考えても理解できると思います。
実際に譲れない条件を決めていって、最低限の条件をクリアした後にオプションを付け加える感覚で条件を追加していきます。そして最終的には出せる賃料とのバランスによってお部屋を探します。
ほとんどのが賃料から考えることが多いです。
賃料が1000円2000円高いからといって、一気に生活が苦しくなるということは考えづらいものです。賃料からお部屋選びをしてしまうと、仮に8万円の家賃で考えていたときに、8万1千円のお部屋はすべて選択肢に入らないことになります。駅から徒歩10分以内という絶対条件を決めてしまうと、徒歩11分の場所に好条件のお部屋があっても見逃してしまうのと同じです。
賃料はある程度の金額を決めておくのは当然ですが、最終的には賃料の部分で妥協点というバランスをとることが重要です。
この賃料でバランスをとるという考え方には一つ例外があります。
それは社宅や賃料補助が出るようなお部屋探しの場合です。会社で補助が出る際に●●円以内の部屋が絶対条件というケースです。また、生活保護でお部屋探しをする時にも賃料の上限額が決められていますので、1000円でもオーバーすれば申請がおりません。その場合、「こういう状況だから●●円以内は絶対条件です」と担当にあらかじめ伝えておくと良いですね。
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