賃貸でお部屋探しをしていて、思っていた以上のお部屋に出会うことは稀です。掘り出し物件のような「予想以上」の賃貸物件に出会えない人にはある特徴があります。
今回は素晴らしい体験談からのアドバイスをいただきました。この中に掘り出し物件と出会うためのヒントがあります。参考にしてみてください。
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物件探しはネットだけだと情報不足
今までとは違う環境、違う間取りの新しい家で暮らすことになる引越しは大変だけれども楽しいものです。各種手続きや引越し業者の手配などやらねばならないことはたくさんありますが、とにもかくにも大切なのはやはり物件探しでしょう。
これから住む家ですから、慎重に、納得の出来る物件に出会いたいですよね。
物件探しは、不動産だけで探しても、インターネットだけで探しても、ダメです。必ずどちらも利用しましょう。
オススメなのは、先にインターネットで自分の条件に合った物件をいくつか候補として絞っておき、その情報を不動産会社に伝える方法です。
「こんな物件がいいです」とインターネットのページを直接見せたり、箇条書きにしたメモを見せてもわかりやすいと思います。
そうすると、不動産の人はこちらがどんな条件で探しているのかを把握してくださり、条件に合った物件をいろいろと探してくれます。
もちろんインターネットを見ずに、直接不動産で相談しながらも出来ますが、あらかじめ「確実に譲れない条件」「妥協出来る部分」「家賃の程度」などを自分の中で明確にし、提示出来るようにしておくことで、物件探しは非常に円滑に進みます。
また、写真だけを見て判断するのはやめましょう!
あまり時間を割けなくても、行くのが億劫でも、物件は必ず自分の目で確かめてから決めましょう。写真の印象と、実際見た時の印象と、かなり違う物件も多数あります。
また、直接行くことで、周りの環境も同時に確認出来るため、可能であれば周りにはどんなものがあるのか、駅からのルートはわかりやすく安全かなども確かめておくといいでしょう。
(40代男性)
まとめ:編集後記
貴重なご意見・体験談ありがとうございました。
賃貸不動産を探している時の失敗するときにしがちなのはインターネットだけで物件を選んでしまうことです。今号の体験談でいただいた通り、インターネットだけで探してもダメです。実際に直接不動産屋へ出向いて選ぶことをおすすめしています。
あくまでもインターネットで探すのは自分のイメージの具体化や、賃料相場の感覚をつかむ程度でとどめておいた方が良いです。
実際に住むエリアが決まっていてその場所に住むのであれば、現地で出向いてご自身の目で見て確かめて判断すべきです。
また、インターネットに掲載されている図面や写真だけで、このお部屋はダメだと判断するのも非常にもったいないです。なぜかというと、不動産の写真や図面に関しては不動産会社によって出来栄えが全く異なってくるからです。
本当は良いお部屋なのに少し汚く写ってしまったり、うまく表現できなくて見た目が良くないことがあります。
しかし、実際に現地に行ってみたら思っていた以上にきれいだったり、自分のイメージしていた以上のお部屋だったりすることもあるのです。
そのためネットだけですべての情報を鵜呑みにせず、インターネットでは目星をつけるだけにとどめておいて、実際に不動産屋に行って話を聞いてみたり、そこで提示された物件というのを積極的に回ってみることをしてみましょう。
不動産を案内する立場としても、現地で見たら絶対に気に入ってくれるだろうなというお部屋でも、お客さんの方でインターネットの図面だけでNG判断をしてしまい、よいお部屋を逃してしまうことってよくあります。よほど時間が無い以外は図面だけで判断せずに実際にお部屋を見に行ってみましょう。
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