お部屋探しを始めると、あの条件も追加したい、この条件も外せない・・といったお部屋探しの条件がどんどん出てきます。その条件をすべて満たす部屋に出会えれば何も言うことありませんが、なかなか条件を100%満たしたお部屋に出会えることはほとんどありません。
気に入ったお部屋を見つけるためには、条件の中から優先順位を決めて絞り込んでいくという作業が大事になります。優先順位というのはその人によって異なるものですが、今回は複数回の引越しを経験している方からお部屋探しで気を付けているポイントを挙げていただきました。賃貸探しの一例として参考になればと思います。
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私がお部屋選びで選ぶポイントは5つ
▼まず最寄り駅から徒歩で何分か。
車をお持ちの場合、駐車場に何分で行けるかが基本になるでしょう。
▼次に日当たり。
南向きで日当たりの良い明るい部屋が良いと案内されても、ずっと日中仕事へ出ている場合はあまり関係なく、むしろ暑い夏など帰ってきたら熱気がこもっているかもしれません。室内干しで除湿乾燥機を使えば日当たりにこだわらずとも、大して問題ないと思われます。出来れば西日はきつくない方が良いですが、こちらもカーテンなどで調整可能です。
▼床面の素材は何でしょうか。
スリーシーズンと冬の暖房対策を思い描かなくてはなりません。お部屋の構成上トイレがどこにあるのか、リビングの近くにあるのか、玄関を入って目に入る場所にあるかも気になります。台所はシステムキッチンになっているとしても其の高さです。高さがぴったり合ったら調理にとてもべんりです。
▼騒音、防音が少しでも良いから施されているか。
あまりにストレートに音が聞こえてくる環境では、ゆっくりしたい時にやはり落ち着きません。お子さんがおられる場合は、義務教育(小、中)の学校区に納得出来るか非常に大きなポイントになってくるでしょう。
▼近所にコンビニが何件くらいあるか。
これは結構大事でして、牛乳一本買い忘れたとか急にボールペンが必要になった、振込みをしなくてはならないなど、何につけても非常に便利です。
実際には希望の条件が何もかも揃った物件はそうありません。優先順位を決め、はずせないポイントをピックアップして、なるべく理想に近いお部屋を探されることが良いかと思います。
(30代 男性)
優先順位を決めてどんどん絞り込んでいく
一番初めの段階で条件をピックアップするときは、とりあえず頭の中にある思いついたことをすべて紙に書きだすと整理しやすくなります。頭の中で整理して吐き出すよりも、ぐちゃぐちゃの状態でもいいので一度頭の中にある条件をすべて吐き出すことをオススメします。
次に乱雑に吐き出された条件をグループごとにまとめていきます。「水回り」「立地」・・・というグループです。
ここまで条件が分類できてくれば、あとは優先順位を決めていくだけです。優先順位がなかなか決められないという人は、「こういう条件は満たしたいな」という希望ではなく、「絶対に自分が譲れない部分」から優先順位を決めていくとスムーズに条件の優先順位を決めることができます。
最低限、絶対に譲れない条件があれば、一番底(条件の悪い)のお部屋を決めることができます。あとは、上(条件の良い)を見て賃料的にどのくらいまで出せるのか・・を考えていきましょう。いいお部屋が見つかりやすくなりますよ。
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