賃貸は値段相応なことが多く、安ければ安いだけの物件、
高ければ高いだけの物件がほとんどです。
安いところでいえば、値段がお手ごろと思って現地にいってみると、
さびた手すりで階段を上るようになっていたり、
見るからに自転車のスペースが密集していて壁がはがれたところもあります。
あるときには、1階にスナックがあって営業しています。
さすがにこの物件を見たとき、
「住めない」と思う人もいるのですが、
気にせず住んでいる人もいます。
人それぞれの心の持ちようしだいということかもしれません。
少し高めの家賃のところへいってみると、
新しいビルでエントランス部も大きめにとってあり、
室内もきれいになっています。
もちろん、誰しもがこちらのほうに住みたいなと思います。
その2つの物件の差額ですが、月に4万円程度です。
4万円で住居環境に大きな差がつくなら、
新しいビルのほうが住みやすいとは思います。
それでもどうしてもお金を節約して貯めていく必要があるとか、
逆にきれいなビルでは居心地がわるくなるようなら、
安いところでも暮らせるかもしれません。
でも、あと1万円、あと2万円なら足して
少しはましな物件に引っ越すのもオススメです。
足せば足すほど、良好な物件に巡りあえる可能性が高まります。
人間は住居という点で考えると、
人生で多くの割合を占める部分です。
精神衛生上、良いところを選ぶのか、
悪いところを選ぶのかによっても生活に影響が出てきます。
というわけで、
賃貸物件を決めているのは何よりお金にほかなりません。
支払い能力さえあれば、
いくらでも高級マンションに住まうことも可能です。
貧富の差が激しいですが、
それが露骨に表れるのではないかと思います。
明らかに無理して高額な部屋を選ぶ必要は無いですが、
背伸びするくらいで住めるなら検討するのもアリですね。