全国的に賃貸の動きが活発となるのは毎年2月~4月です。
引越しを考えているとき、どのタイミングから検討すればよいか、です。
賃貸業界の一番の繁忙期は3月です。
当然、これには年度末という時期があるため、
企業での転勤や移動、学校の入学卒業などがあるからです。
大学への進学が決まり、上京する場合は合格通知を受けてからとなりますが、
その他の更新時期が来るからという理由での引っ越しも考えられます。
では、その引越しのお部屋探しを始める時期について考えていきましょう。
引越しのお部屋探しを始める時期
お部屋探しを始める時期は半年前(6ヶ月前)がオススメです。
賃貸のお部屋探しの場合、早くても遅くてもダメです。
早すぎる場合、せっかく気に入ったお部屋があっても、
実際の入居する時期には無くなっていることがあります。
また逆に、遅すぎるとお部屋をゆっくり選べない可能性があります。
ある程度、期間の余裕を持ちながら決める方が良いでしょう。
そこで個人的にオススメするのは、半年前からです。
お部屋探しの目安となるフロー
半年前から、住むお部屋を決定するということではありません。
お部屋を決めるまでのフローを見てきましょう。
■6ヶ月前
- 近隣情報を調べる(エリアを決める)
- 賃料相場を知る
- お部屋のイメージを作る(間取りなど)
まず、エリアを大まかに決めていくと良いでしょう。
別に一つに絞る必要はありません、いくつかあっても良いです。
エリアを決めたら近隣の情報を知っておくと便利です。
周りの施設やスーパー、治安はどうか?とかですね。
時間があれば、実際にその周辺に出向いて歩いてみるとよくわかります。
住んでみて「ちょっとイメージと違った・・」ということが少なくなります。
次に、お部屋のイメージをしておくと良いでしょう。
1部屋なのか2部屋なのか、ということです。
この時期ですることは、「決定」することではなく「イメージ」で構いません。
よく、引越し時期に「不動産業者に連れられて、初めてその土地に行った」
という人もいますが、良い引越しをするには前もって行ってみることをオススメします。
■3ヶ月前
- 不動産業者に依頼をかける
- 実際に不動産業者に行ってみる
- お部屋の決定はしなくても良い
この時期から活発に行動すると良いでしょう。
実際に不動産会社に行って、部屋を見てみることもオススメです。
忙しいようであれば、この部分の流れは省略できます。
■1ヶ月半前
- お部屋を見に行く(最低でも5部屋以上)
- お部屋決定への最終的な判断
審査に1~2週間をみておくとして、
約1ヶ月前くらいに部屋が決まればベストです。
急げば、申込みから10日程度で入居することができると思います。
引っ越し業者の手配なども考えると、1ヶ月前くらいに決めることがオススメです。
これらのフローは、一例として頭に入れておく程度で良いと思います。
地域によっては、入居審査が無いものや大家さん直接面談などがあります。
そうなれば入居が早くなるときもあります。逆に、遅いケースもあるでしょう。
逆に、申し込みから●週間以内に入居が条件という場合もありますので、
地域の特性やその地域の不動産情報を押さえておきましょう。