新しい生活を始める際のお部屋探しにおいて、よく話題に出るのは部屋の条件という部分です。重要なことを見落としてしまい、せっかくの新居(転居)が失敗とならないようにしたいものです。
とても基本的なことですが、多くの人が見落としがちなことをご意見として頂きましたので紹介します。なにかピンとくるものがあれば参考にしてください。
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生活で必要なことは、すべて自分でやらなければいけない
お部屋選びの基本は、そこで生活するということを想像する必要があります。
初めて入った部屋で、生活を想像するのは、とても難しいですが、ホテルとは違い、「生活で必要なことは、すべて自分でやらなければいけない」ということです。炊事・掃除・洗濯・ゴミ出しなどに不便を感じない環境を手に入れることが、快適な住環境作りだと思います。
よく、ロケーションが良いとか、閑静な住宅街とか、学校に近いとか、日当たりがいいとか、エントランスがオシャレとか、エレベーターがあるとか・・・。いろいろありますが、ポジティブな条件は、そのままネガティブな条件になったりします。
日当たりが良すぎると夏暑すぎるとか、エレベーターがあることで毎朝通勤渋滞が発生したり、オシャレなエントランスなのでスーパーに行くときにTシャツにサンダルでは行けない、とか。
意外と見落としがちなのが、自宅の前の道路の交通量が多くてベランダに洗濯物を干せないような環境だったとか、部屋を広く使える代わりに洗濯機はベランダにしか置けない、家の前がゴミの集積所だった、等です。
初めて入った部屋には、部屋の中にしか目線がいかないことがありますが、もっとも重要なのは、そこに住んで生活していくということです。せっかく良い部屋を見つけたのに、なにか重要な見落としがあったら、残念な気分で過ごさなければいけません。
住めば都とはいうものの、あとでがっかりしないためにも、部屋以外のことにも気を配った方が、よりよい住環境を構築できると思います。
(40代 男性)
見落としをなくすためにはイメージが重要
何事においても100%ということはないにしても、100%に近づける努力はできます。お部屋選びも同様です。失敗を完全に回避することはできないとしても、少しでも見落としを減らすことが大切です。
「もし、自分がこの部屋に住んだとしたらどんな生活になるのだろう」
という、状況をイメージしてみましょう。
お部屋の中を見たときには、多くの人がイメージしますよね。部屋のこの場所にテレビを置いて・・ベッドをここに配置して・・だからコンセントはこの場所を使って・・などです。自宅で料理するのが好きな人なら、流し台の前に立ち、洗った食器はここに置いて・・冷蔵庫はこのスペースに置いて・・ということです。
朝起きて窓を開け、陽を浴びる習慣がある人は、内覧の際に窓を開けなければいけないのです。このチェックを見落としていて、実際に住んでみて窓を開けてみたところ、目の前が高速道路との高さがピッタリ・・というケースもありますから。
同様に、部屋の中以外のこともイメージしていくようにすると、見落とすことも減り、住み始めた後にガッカリすることがなくなるでしょう。
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