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騒音問題を回避するために、入居前にチェックしておくべき5つの項目

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入居後に発生するトラブルはできるだけ避けたいものです。その中でも、入居後にダントツに多いトラブルは騒音問題です。周りの人の声がうるさい、夜中に騒いでいる人が隣にいるとたまったものじゃありません。

今回は、音のトラブルに関する体験談をいただきましたのでご紹介します。

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壁の薄さが気になります。

引っ越しを5度してるので賃貸契約も幾度となくしております。

私達夫婦が家を借りるときに重視している事は、まず、第一にアパートの場合、壁が厚いかどうかです。3年前に住んだ家は、20年程前に建てられたアパートで、内装はキレイにリフォームされていましたが、壁の薄さなどには気づかず、その前まではずっとマンションに住んでいた事もあり、アパートの壁の薄さなどは全く気にしていませんでした。

しかし、アパートに住み始めてすぐ、隣からの話声や音がとても気になるようになりました。私達の隣は10代だと思われる夫婦と赤ちゃんが住んでおり、金曜の夜、土曜の夜に毎週友達を呼び、夜中3時4時まで騒いでいました。

アパートに引っ越してから、半年程で我慢の限界をむかえ、管理会社に注意してもらうようにお願いしました。それから1カ月くらいは静かになりましたが、また騒ぐようになり、もう諦め私達夫婦は引っ越しを決意しました。

それぐらい壁の厚み、隣の話声が聞こえないか、それはとても重要だと感しました。これから賃貸でアパート暮らしを検討してる方がいるなら、ぜひこういう事に気をつけて頂きたいです。

(40代 女性)

 

壁の薄さを気にするより周辺住民を見極める

隣の人がうるさい、声が気になるという「騒音」に関するトラブルは後を絶ちません。最近のマンション構造では周りの声が聞こえづらくなっているものの、神経質な人の場合は一度気になると頭から離れないことがあるようです。

完全防音の部屋じゃない限り、全く無音で過ごせることのほうが難しいため、ある程度の生活騒音は仕方のないものです。

では、騒音トラブルに巻き込まれないためには?

騒音トラブルに悩まされるのを回避するためには、壁の薄さチェック以上に周辺住民のチェックを重視することをオススメします。

簡単にできるチェック項目が5つあります。

  • 郵便受けなどのポストは散らかっていないか
  • エントランスは綺麗か
  • 自転車置き場を見て住民層を確認
  • 賃料相場は適正な部屋か?
  • 立地環境

この5項目をチェックしてみましょう。

ポスト周りやエントランスが汚い場合、管理人がいない(巡回していない)物件の可能性が高いです。ポスト周りにDMチラシが散乱した形で捨てられている場合、汚くても平気な人が多い物件だと思ってください。

ファミリー層なのか単身層なのかは建物から推測できますが、自転車置き場を見ることでもわかります。ファミリー層が多い物件であっても、小さい子供なのか?大きい子供なのか?ということがわかります。大型マンションであれば、部屋の内覧時に隣の部屋の玄関周りも観察しましょう。

立地環境を加味して考えるのは当然なので詳しくは割愛しますが、例えば繁華街から近い物件なら騒がしい可能性が高いということは容易に推測できるかと思います。

また、よくある落とし穴として、そのお部屋の賃料相場が適正なのかどうかを確認しましょう。相場より安いお部屋には注意が必要です。誰しもが広くて安い部屋に住みたいと思っています。

もし、あなたが賃料というお金の部分に惹かれてその部屋を気に入ってしまったなら、入居者もお金の面に惹かれて入居した可能性が高いと言えます。相場より高い賃料に住んでいる人たちは、多少なりとも「見栄」があります。うるさい音を出して迷惑をかけることは避けたいと考える人も多いのです。

建物全ての個人情報を把握することはできませんので、騒音問題に悩まされたくないと思っているならば、こういった項目から推測してトラブル回避に努めることをオススメします。

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