現在入居者がいる状態で売りに出されているオーナーチェンジ物件と、入居者がいない状態の空き物件があります。
オーナーチェンジ物件は、購入したらすぐに家賃が入ってくるというメリットがある半面、入居者
アパートとマンションは一長一短です。それには物件の場所を無視して考えることはできません。ですので、ここではそのような背景を考えずに単純比較とします。(木造アパート建築物と鉄骨鉄筋マンション建築物)
アパートの大きなメリットと言えば表面利回りが良いということです。
これは建物部分の価格が安いからです。実際には木造の場合、保険料が高くなりますので、実際の利回りを見極めることが重要です。1棟購入であればリフォームや外部工事の周期を計画し、入居者サイクルによる実際の入居状況(履歴)など総合的に判断してからの方が良いでしょう。
また、木造の建築物は耐用年数が20年です。おそよ築30年くらいから建替時期が近づいていきます。
築年数が古く建替時期が近づいている物件を所有するときに気を付けたいことは、アパートが建替えになれば立ち退き交渉をする必要が出てくるということでしょう。
アパート経営は投資不動産の経験者が多い傾向です。
チェックするポイントや見極める項目が多いため、マンションからはじめて経験を積み、アパートに移っていけば安心でしょう。
アパートに比べマンションは損害保険料が安く設定してあったり、流通性が高いため比較的初心者でも始めることが容易です。都心部であれば木造建築より鉄筋マンションの方が好まれるケースが多く、賃料が安定しているというメリットがあります。
ただ、1部屋ごとの収益はアパートに比べてさほど多くありません。
マンションで失敗するケースの多くは、立地と賃料収入の見込み違いで起こります。需要のある立地で賃料設定がきちんとしているものを前提にして見極めていきましょう。